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2004年3月21日 (日曜日)

真夜中の激痛 3

さて、地元の病院では原因不明の私の右腕の痛み。
紹介状を書いてもらって、大きな総合病院へと来たのですが、さすがは総合病院です。患者の数が多いです。多すぎます。

受付をして、結局その病院の整形外科の待合室で、じっと自分の名前が呼ばれるのを待ちます。

退屈です。

痛いです。

退屈です。

この待合室にいるのは、付き添いの人がいるにしてもほとんどが診療を受けに来た病人です。私だけが痛いのではなく、むしろ私よりも大きな痛みをかかえじっと我慢している人も中にはいるでしょう。いるはずです。
私だけが痛いのではないのです。
じっと我慢して、自分の順番がくるのを待たなければいけません。

退屈です。痛みは消えることはなく、私の腕を襲っています。さすがに痛み止めを服用しているので、この痛みが襲いはじめたときよりはだいぶ楽にはなってはいますが、やはり痛いです。

それにしても、この病院の待合室という奴は、どうしてこう座り午後地の悪い椅子ばかりなのでしょうか。病人だから病院に来るのです。なのに、自宅にいるときよりも病院の方が居心地が悪いというのは、どうしてでしょうか。
病人よりも健康な医者の椅子が、立派で座り心地が良さそうなのは、何か間違っている気がするのですがどうでしょうか。
と、やっと私の名前を看護婦が呼んでくれました。
中に入って第3診察室の前で待ってくれといわれます。外の待合室で待ち、中野診察室の前の椅子に座り待ち、待って待って待って、やっと診察の順番が回ってきました。

医者は私が持ってきた紹介状に目を通して、私の具合を訊きます。
「それじゃあ、レントゲン室に行って首のレントゲン撮ってきてもらいますから。」と言い、診察は僅か3分にも満たず終わります。

首のレントゲンを撮るのだそうです。私が痛いのは首ではなく右腕なのに、首のレントゲンを撮るのだそうです。
レントゲン室で、首の撮影のため、首をこうしろああしろと言われますが、言われてそのポーズをとろうとすると、首が痛くて曲がりません。
なるほど、今まで痛いのは右腕だけだと思っていましたが、首が確かに曲がりません。右腕をかばって首が曲がらないのではなく、言われた角度に首を曲げるのが痛くてできないのです。
が、レントゲン撮影のために、レントゲン技師は私の首を押さえつけて無理矢理に曲げようとします。
だから痛いんだって、と言っても聞いてくれません。押さえつけて首を撮影にちょうど良い角度に曲げてから、その角度を維持しておくよう私に言ってから撮影です。
なんで、病院に来てからもっと痛くならなくちゃいけないんだと思いますが、これも全ては原因を解明して痛みを根本からなくすためです。しかたありません。
レントゲン撮影が終わり、レントゲン写真を持って、また診察室へ向かいます。
今度は前回より待たされませんでした。待合室の座り心地の悪い椅子にそれでも10分ほど座って待ったでしょうか。診察室の前でまた更に5分ほど待ってから、いよいよ痛みの原因が分かるときが来ました。

「結論から言うと、右の肩から腕にかけての痛みは気のせいです。」
き、気のせいですか、こんなに痛いのに。
「原因は、7割方この首の骨の異常にあります。見てもらっても分かるように、頸椎の他の骨と比べて、この骨だけが歪になって大きくなっています。」
確かに、医者の指差す部分を見ると、骨の形が違っています。
「つまり、この骨の他より大きな部分が神経を圧迫して、右腕の痛みを生み出しているわけです。ですから、生まれつきの骨の形状に関することですので、骨が神経を偶然圧迫したなら、偶然圧迫しなくなるのを待つか、手術して骨を削るしかないですね。」
は、大学生時代に腰の痛みで動けなくなったことを思い出した。あの時は、腰の頸椎の一部が欠けていて、その欠けた部分に神経が入り込んで痛むのだと言われた。
今度は骨が大きいのだそうだ。
この大きい部分の骨を欠けた部分にはめ込めば、実はまともな骨になるというオチでは無かろうな。とは思うものの、実際背骨を簡単に手術することもできまい。
「じゃあ、偶然神経を圧迫しているのがどうにかなるまでは、痛み止めを飲むしか方法はないんですか。」と医者に尋ねると、
「そうですね。手術は神経が集まっているところですからしない方がいいでしょうし、痛み止めを飲んで痛みが消えるのを待つしかないでしょうね。」と、まさに他人事、治してくれる気がないようなことをおっしゃいます。
更に、続けて、「7割方原因はそうでしょうが、もしかすると他にも原因があるかもしれません。MRIで精密検査してみればはっきりとした原因が分かると思いますので、MRIを受けてみますか。」
もちろん、ここまで来ればはっきりとした原因が分かった方がいい。骨が原因というなら、どうしようもないが、他のことが原因なら治療法もあるかもしれない。
「受けます。これからですか。」
「いえ、MRIは予約が詰まっていますから、一番早くて来週の水曜日になります。それまでは、毎日処方した薬を飲むようにして下さい。」
というわけで、その日から毎日食後に痛み止めを飲む私の日常がスタートしたのでした。

この記事は『世田谷攻防戦  大江千里』を聴きながら書きました。(iPod1341曲からシャッフル中)

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