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2004年3月15日 (月曜日)

真夜中の激痛 1

真夜中に目覚める。
自分の身体から痛みという信号によってたたき起こされる。
震源はどこだ。

私の右肩から肘にかけて猛烈に痛い。
一体私の体に何が起こったというのだろうか。
これまで、真夜中に痛みで目覚めたということは…ある。確かにあるのだが、それは痛みというよりもその予兆で、なんだか足の調子がおかしく筋肉がビクビクと痙攣しだして、そして足がつってしまった。その時の激烈な痛み。
それとは違う。
まさか腕の筋肉がつってしまった?
そんなことは聞いたこともないし、実際にあるのだとしても初めての経験である。おそるおそる痛みの元となる部位を左手で触れてみるが肉はかちかちに固まっておらず、やはりつっているのではないらしい。
室内灯をつけ、時計に目をやると時刻は午前2時をまわったところ。
丑三刻である。
まさか、これは、誰かの呪いなのだろうか。という馬鹿げた考えは一瞬にして痛みにすり替わる。
痛い、とにかく痛い。

筋肉痛を何倍にもして痛みをそれに更に付け加えたといえば少しは分かるだろうか。
腕は…動く。
痛いながら、上にも上がる。
痛みは伴うが、動かすことに問題はなさそうだ。
首は…回らない。
右腕の反対方向に首を曲げようとすると痛くて曲がらない。
とすると、痛みは、方からでなく首の付け根から肘までということになるのだろうか。

真夜中である。

家中がしんと静まりかえっている。

ここで、「痛い、いたい、いたたたたたたたたたーーーー」などと、叫べば気がまぎれて痛みも遠のくような気がするのだが、安眠している家族をたたき起こすことになり、とんでもない一刻を争う重病でも無し、単なる筋肉痛であれば翌朝にも目覚めれば回復するかもしれないので、ぐっと布団を口元で押さえてうめき声を我慢する。

それにしても痛い。
一体私の体に何が起きているのだろうか。
痛みで眠れないので、とりあえず口の中で、「痛い、痛い、いったっいっ、イタイタイタタタタタ」などと訳の分からない痛い語の言葉を外にもれぬよう、頭の中では大声で喚きつつ、ベットから起きあがる。
起きあがるのも一苦労である。
起きあがり、痛みを紛らわせるために、家の中をうろつく。トイレに行き、水を飲み、二階へ上がり下へ下りと少しまぎれてきたので、また横になるが眠ることはできない。

眠れないならば、本でも読めば普段ならそれで満足する私ではあるが、本すら読む余裕もない痛みが私の身体を襲い続ける。痛くて痛くて現実逃避したいが、眠ることを拒否された私にはそれすら許されません。
そして、余りにも長い夜が明けるとき、痛みは以前として持続しつつ私を襲い続けたのです。

さて、朝になると私が痛みに耐えている最中安眠を貪っていた家族達が次々と目を覚まします。もちろん、眠っていた家族に罪はありませんが、私が痛みに耐えている最中に聞こえる各部屋からのイビキや寝息は私の神経を逆撫でし続けました。痛みは分かってもらえなくても、とりあえず我が家は薬屋ですから、痛み止めでなんとかなるかもしれません。

が、この痛みを相談したときに返ってきた言葉は、私の予想外の言葉だったのでした。
「もしかして、それ、40肩とか神経痛で、年取ってきたからじゃないの。」

私はまだ若いと思っていたのに、実は体内は年寄りになってしまったのでしょうか。

本日の一言   年を取った事実を自分の身体から突きつけられたということですか

この記事は『Paddle Out  遊佐未森』を聴きながら書きました。(iPod1281曲からシャッフル中)

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