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2005年5月24日 (火曜日)

道路の真ん中で 前編

車のエンジン音がおかしいことに気づいたのは、いつもより音楽の音量が小さかったせいかもしれない。
いや、私が電話をかける用があるので、N嬢に運転を代わってもらっているからなのかもしれない。
とにかく、私は車のエンジンの音がいつもと違うことに気がついた。
「なんだか、車のエンジン音おかしくない、ちょっと道路脇に止まってみてよ」
と言って、道路脇に車を寄せる。車は車道の脇の広いところに停車して、エンジンも止まる。
車を停めると連動してエンジンが止まる車ではない。
車を駐めるとエンジンが止まってしまったのである。
あわてて、エンジンをかけ直そうとするが、エンジンはかからない。

しかたないので、行き付けの自動車屋に電話して車の故障を伝えて、車を引き取ってもらおうとするのだが、話し中で電話がつながらない。
このまま、この場所で立ち往生なのか、と思いうんざりする気分になるが、もう一度エンジンをかけると今度は車のエンジンがかかった。チャンスである。
今車が動くうちに自動車屋まで戻るしかない。早速Uターンして引き返すことにする。
車のエンジン音は相変わらず悪く、なんだか今にも止まりそうな気配がする。途中狭い道もあり、こんな場所では止まりたくないなぁとN嬢としゃべりつつ、車を走らせる。
なんとか、無事戻れるような気がしてきた。車屋まで持ってくれれば、修理に出せる。
元の快適な車に戻るはずである。
戻ってほしい。

目の前の信号は赤。
後信号二つ越えれば、自動車屋に到着する。と言いながら、田舎道なので、信号二つ越えて到着するまで10分少々の道のりである。
次の信号を右折して、その次の信号を左折する。どちらも信号の先は上り坂だが、ここまで無事走ってくれば問題ないはずだ。
右折レーンに入り、赤信号で止まる。
そして車も止まる。エンジンも止まる。
またか、また止まるのか。
と、車のエンジン部分から煙が発生。
モクモクと急速に目の前を煙が覆った。

続く…

この記事は『雪が降る日に [Live]  村下孝蔵』を聴きながら書きました。(iPod1504曲からシャッフル中)

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